どうもヤマです
数年前どこかのニュースサイトで、幸福度の最も高い旅のスタイルは
船旅であるという記事を読んだ記憶があります
それ以降いつか行こうと思い続けてきましたが
「時間がかかる」「長期休暇じゃないと行けない」などと勝手に決めつけ
実行に移していませんでした
仮に長期休暇が取れても「国内だからいつでも行けるでしょ」と海外旅行へ行ってしまうこともしばしば
たまには歯医者でも行っとこうかな、でもいつでも行けるし次の休日でいいやと思う気持ちと同じです
このように先延ばしにしていた船旅でしたが
7月某日、仕事のシフトを眺めていたときに気づきました
深夜便なら3連休あれば十分
ということに
連休前日の仕事終わりに出発すれば
十分満喫できるのでは?
この仮説を証明すべく
新潟~北海道の船旅が決まりました
※長くなるため今回の旅については何回かに分けて記事を書いていこうと思います
目次
まずは予約
というわけで、行くと決まればまずは予約です
新潟には「新日本海フェリー株式会社」がありまして(本店は小樽)
今回の船旅はこちらにお世話になろうと思います
予約方法はインターネット、電話、窓口、旅行会社窓口といくつかありますが
ヤマは公式サイトで予約しました
https://www.snf.jp/reservation/
3連休前日の深夜便を探します
行先が北海道なら「小樽」か「苫小牧 東」行きとなりますが
単純に安かったので苫小牧東行きに決定
部屋タイプもいくつかありますが
ひとり旅なので今回は往路「ツーリストB」、復路「ツーリストA」にしてみました
何が違うんだと気になる方もいらっしゃると思いますので簡単に説明すると
共通
どちらも大部屋、お一人様1ベッド
ツーリストB
- 2段ベッド
- カーテンタイプの仕切り(最低限のプライベートは守られています)
- コンセント、照明、荷物棚、毛布などのアメニティ
ツーリストA(少しグレードアップ)
- ベッドは独立
- カーテンはロールカーテン
- 簡易な空調あり
- その他ツーリストBとほぼ同様
どちらも最低限のプライベートは守られています
まあ音が気になる人は耳栓でもすればOK
ベッドサイズは同じですが、体感的にはツーリストAのほうが広く感じました
ちなみに往復割引で復路の運賃が10%割引のため
復路はひとつグレードをあげています
運賃は
往復17,330円
意外と安いじゃんって印象ですが皆さんはどうでしょう?
ちなみに小樽だともう少し高いです
期間によっても値段は変動しますが
今回は一番安い時期の運賃となります
その他客室や設備についての詳細は公式サイトにてご確認ください
予約は登録を含めても5分で完了
あとは出航当日を待つだけです
仕事終わりに港へ
7月のとある月曜日
「今日は絶対に残業しません」と朝から宣言し定時でソッコー帰宅
ソッコーでシャワーを浴び、ソッコーで着替え、ちょこっと黒崎茶豆(新潟を代表する枝豆)をつまんで
いざ出発
新潟駅から20分ほどバスに乗り「新日本海フェリー新潟フェリーターミナル」へ
フェリー乗り場の目の前ではなく、最寄りのバス停で下車し10分ほど歩きます
安心してください
なんとなく海に向かって歩けば大きな看板が見つかります
看板に従い歩いていけば大きな船も見えてきます
デカい!大きい!長い!
これだけですがヤマがワクワクするには十分
建物に入ると左手に受付があります
インターネット予約でeチケットのため乗船手続きは不要とのことでしたが
スマホの画面では読み取れないこともあるそうなので
念のため窓口でチケットを発行してもらいました
2階に上がると待合室になっています
売店や喫煙所、テレビがあり時間はつぶせそうです
時刻は21:00
出航予定の22:30まで時間があるのでもう1本
いざ乗船
22:00になり乗船可能に
今回は「ゆうかり」という船舶となります
残りのビールを飲み干し乗船!
船の3階部分から乗船します
入り口わきには総合案内所
主に3,4,5階が利用できます
船内はこんな感じ
スイートルームなどグレードの高い客室もあり
奥の通路にお風呂
窓もあり風景を眺めながら寛げます
通路を抜けるとカフェや売店があります
さらに奥へ進むと
海を眺められる席がズラリ
ゲームルームはコロナ禍のため利用できず
さらにコチラを抜けた先は
デッキとなっております
強風等でなければ基本的には開いてるようです
深夜便ってだけでワクワクするんだけど
実際じっくりと真っ黒な海面を見ると何とも言えない恐怖感があるんですよね
改めてインセクター羽蛾が投げ捨てたエクゾディアを拾いに
躊躇なく海に飛び込んだ城之内くんを尊敬しました
飲料水、酒、たばこ、アイスにカップラーメンの自販機
コインランドリーもあります
こちらは喫茶店
ではなく喫煙所です
一番きれいに撮れました
左上が今日の寝床です
大部屋に24人分のベッドがありますが利用者はヤマ1人
こんなご時世ですし、平日はこんなもんなんでしょうかね
心配になって会社概要を見てみましたが
自動車航送運賃が売上全体の80%を占めており
旅客運賃は8%程度とのことなので大丈夫そうですね
照明、コンセント、タオルケット等々ひとり旅の寝床としては十分
というかヤマからしたら理想的
旅してる感に酔えます
浴衣等は無いので用意が必要です
貴重品等が気になる方は3階ロビーにコインロッカー(100円)があるので安心です
てな感じで今回はここまで
ちょっと今回は説明っぽくなっちゃいましたが
旅はまだ始まったばかりです
苫小牧まで片道約20時間ありますのでまだ慌てるような時間じゃありません
次回、優雅な船旅をお届けします
是非!